「荷物が重くて、観光を楽しめない…。」そんな時に便利なのがコインロッカー。日本では駅や主要観光所にはコインロッカーが設置してあり、手ぶらで観光を楽しむことができますよね。
しかし、海外ではテロ対策のためなどの理由により、ほとんどコインロッカーがありません。
「海外旅行ではなるべく身軽な恰好で、思いっきり観光を楽しみたい!」そんな思いを叶えてくれるのが、Luggage Hero。提携店舗で荷物を預かってくれるサービスです。
今回は実際に私がニューヨーク滞在中にLuggage Heroを利用した体験をもとに、サービスを紹介していきます。
Luggage Heroとは
Luggage Heroとは上述の通り、荷物預かりサービスです。
2020年時点では、世界31都市で利用することができます(都市は下の「Luggage Heroが使える都市」をご参照下さい )。提携している店舗のホテルやカフェ、お土産店や郵便配送所などにて、荷物を保管してくれます。
コインロッカーのように一定料金を支払うのではなく、預けた荷物の数×時間単位で料金を算出してくれます。
ニューヨークでは、受渡手数料2ドル+1つのバッグにつき1ドル/1時間で、1日の料金は最大8ドル。8時間を超過しても、1日目は8ドルで打ち止めです。連日預ける場合は2日目以降、毎日5ドルになります。
Luggage Heroの利用方法
使い方は、このYouTubeを見ればすぐに分かります!
使い方はとっても簡単です。利用する店舗を決定の上、事前にネットで予約。
荷物を店舗に持っていくと、タグをつけてくれます。そのタグの番号を写真に撮ります。
予約画面から、お店の方が「預かりスタート」のボタンを押して、タイマーが開始します(こちらのタイマーで料金を算出)。
受け取りに行くときは、先ほど撮影した写真を見せ、自分の荷物であることを証明します。
利用の注意点
Luggage Heroでは、料金の中に荷物の保険料も含まれています。上限金は都市によって異なりますが、ニューヨークの場合は1バッグにつき、3,000ドルです。
保険がついているとは言え、海外ということもありますので、スーツケースはカギをかける、リュックやバッグには南京錠を取り付けるなどの工夫はした方がいいと思います。
店舗によって営業時間が異なるため、何時までお店が開いているか必ず確認しましょう。
私が利用した店舗では、閉店時間を念のため直接確認すると「今日はイレギュラーで、いつもより閉店が早いよ」と言われ、先に聞いておいてよかった…ということが起こりました。
Luggage Heroが使える都市(2020年3月時点)
【アメリカ】オースティン・ボストン・シカゴ・ロサンゼルス・マイアミ・ナッシュビル・ニューオリンズ・ニューヨーク・フィラデルフィア・サンディエゴ・サンフランシスコ・シアトル・ワシントンDC
【カナダ】モントリオール・ビクトリア
【スペイン】バルセロナ・マドリッド・マラガ・セビーリャ・バレンシア・
【フランス】マルセイユ・ニース・パリ
【イタリア】フィレンツェ・ミラノ・ローマ・ベネチア
【オランダ】アムステルダム
【ドイツ】ベルリン・ハンブルグ・ミュンヘン
【ベルギー】ブリュッセル
【チェコ】プラハ
【オーストリア】ウィーン
【ポルトガル】リスボン・ポルト
【デンマーク】コペンハーゲン
【イギリス】ロンドン・マンチェスター
【アイルランド】ダブリン
【スコットランド】エディンバラ
まとめ
初めて使用するサービスだとハードルが高そう…と感じてしまうかもしれませんが、使い方がとっても簡単で、便利なLuggage Hero。ホテルにチェックインする前までの時間や、チェックアウト後の荷物の保管にとっても役立ちます。
店舗によっては、無料Wi-Fiがある旅行者には嬉しいサービスも。
旅行先にLuggage Heroがある場合は、是非活用してみて下さい。