夏でも朝晩は少し肌寒くなり、冬にはとっても冷え込むアイスランド。そんな気候のアイスランドでは、冷えた体を温める「温泉」があるんです。
アイスランドの温泉といえば、発電所の地下熱水を再利用することで作られた人工温泉「ブルーラグーン」が有名ですよね。
実はアイスランドには地元民に愛されるもう1つの温泉、「シークレットラグーン」があります。
地元民に愛される天然温泉「シークレットラグーン」
シークレットラグーンは、アイスランドにある最古の天然温泉です。自然の中にひょっこり現れ、周りには源泉が噴出す間欠泉や、木々に囲まれていた温泉。
アイスランドの壮大な自然を感じながら入浴することができます。
ガイドさんの説明によると「昔は地元民のみぞ知る温泉だったことから、シークレットラグーンを名付けられました。どんどん広まっていき人気の温泉になり、もう『秘密(シークレット)』ではなくなってしまいました」と言っていました。
ブルーラグーンはとても広く、水色の温泉が美しい「ラグジュアリー温泉」です。訪問した友人によると「温泉内でも場所によっては温度がとても低かった…入浴中も結構寒かった!」と言っていました。
対してシークレットラグーンは、「地元民に愛される温泉」。ぬるい場所もありましたが、全体的には40度弱の適温で、日本人好みの温度設定。
ついつい長風呂してしまいたくなる、親しみやすい温泉という印象でした。
シークレットラグーンのサービス
シークレットラグーンには水着に着替えるための更衣室とシャワールーム、サンドウィッチやコーヒー・お酒など軽食を販売しているカフェ、休憩スペースが併設されています。シャワールームには石鹸とドライヤーがあります。
水着やタオルはレンタル可能ですが、入浴チケットと別に追加料金を支払う必要があります。持って行くのをオススメします。ちなみに入浴の恰好について、ホームページに「普通のプールに入る格好で入浴下さい。プール用ではない服装は、衛生面の観点からご遠慮いただいています」と書いてありました。
水着・タオルを借りるには各700ISK(約600円)です。
アクセス・予約に関する情報
シークレットラグーンは、観光の中心地のレイキャビクからは少し離れています。
事前予約制のバスやツアー会社のバスはあっても、ふらっと予約なしで乗れる公共交通機関はなさそうでした。アイスランドはタクシーがべらぼうに高いので、レンタカーを借りるか、ツアーで訪問するのが無難です。
私もツアーで訪問しており、 ベルトラという現地ツアーの会社から予約。アイスランドで最もポピュラーな3ヵ所を観光するルート「ゴールデンサークル」(シンクヴェトリル国立公園・グトルフォスの滝・ゲイシール間欠泉)とシークレットラグーンがセットになっているツアーで行きました。
このツアーには「ゴールデンサークルの観光ツアー」、「シークレットラグーンの入場券」、レイキャビク市内までの送迎」がついて、12,450 ISK(約10,500円ほど)。お得なパッケージだったと思います。
ゴールデンサークルを観光して疲れた後の温泉だったので、最高でした…。
シークレットラグーン単体で予約したい方は、シークレットラグーンのホームページから予約可能です。
インフォメーション
冬季営業時間(10月~5月):11:00~20:00
夏季営業時間(6月~9月):10:00~22:00
料金:大人3,000ISK / 子供は14歳以下無料
まとめ
旅の疲れを癒してくれる温泉。旅行中にも入れたら最高ですよね。
シークレットラグーンはとてもオススメのスポットなので、アイスランドに訪れる際はぜひ行ってみて下さい。