「地球一周の船旅」を提供するピースボート。
よく見かけるポスターには「99万円」や「129万円」と記載がありますが、一周にかかる費用をすべて合わせたらどのくらい用意しておけばよいか、気になるところ。
今回はピースボート102回クルーズ乗船者が、実際にいくら費用かかったのか、項目を分けて公開します。
ピースボートで世界一周するには、実際これだけかかる…!
私がピースボート102回クルーズに乗船した時は、ずばり総額200万円ほどかかりました!
費用の内訳は以下の通りです。
ピースボート地球一周の船旅103日の代金
4人部屋、窓なしのお部屋(フレンドリー/バジェットプラン)と食事代が含まれた、これがポスターで歌われている102回クルーズ船旅のベースとなる旅費です。
私は9月出港のクルーズに6月中旬に申込みましたが、「早得割引」なるものがあり、10,000円の割引が適応されていました。
早い方が、いろいろな割引があり、かなりお得な費用でいける可能性が。当然、先着順なので気になったらすぐに問い合わせした方がベター。
クルーズ乗船用の諸経費
①ビザ取得代金(12,900円)、②ポートチャージ(46,800円)、③チップ(51,500円)、④国際観光旅行税(1,000円)の合算になります。この4つは、寄港地や運航日数により算出されるものなので、クルーズごとに異なります。
※ちなみに①の費用に関しては、参加したクルーズの寄港地の変更が生じたため追加されたものです。
アメリカに寄港する場合は、観光ビザであるESTAの申請が必要になります。
その場合は上記の諸経費とは別に自身で行うと14米ドルかかります。ピースボートの専属旅行会社であるジャパングレイスに代行してもらうと、代行費用として7,080円かかります。
寄港地ツアー代金
費用の内訳は①ベネゼエラ2日分(16,000円)、②パナマ(26,000円)、③エジプト(8,000円)、④タイ/ピピ島(16,000円)です。
ツアー代金は市内までの送迎のみ3,000円程度から、寄港地から別の国まで行くオーバーランドツアー500,000円程度のものと費用はピンキリです。ツアーをいくつ申込むかは、完全個人の采配となります。
私が参加したツアーは治安(①~③)・移動手段(④)の問題がある国だけで取得した最低限中の最低下になりますので、ツアー代金として必要なミニマム費用として参考にして下さい。
地球大学講義料
クルーズ中に世界について学ぶ機会を提供する地球大学。乗船者のうち、35歳以下の若者約30名が参加していました。
約60回のゼミ+フィールドワークとなるハワイのツアー費用が含まれています。
離脱費用
ジャパングレイスへ離脱手数料と出入国諸経費(10,000円×3ヶ国=30,000円)、②ホテルや飛行機等の離脱中費用(約40,000円×3ヶ国=120,000円)の合計で約15万円です。
私の場合はアメリカ~カナダ、ポルトガル~スペイン、イタリア~ギリシャの3回離脱をした金額の合計の概算になります。
寄港地諸費用
主に観光に要したもの、食費、買い物など娯楽費になります。
船上サービス
別途費用がかかる飲食物や売店(35,000円)、ランドリー(約3,000円)や診療室(約12,000円)の代金です。
海外旅行保険
私は他社の保険を契約しましたが、多くの若者はジャパングレイスの保険に加入しており、最安プランが25,000円程度と記憶しています。
出発・帰国時の宅配サービス
宅配便は1つあたり2,800円。往復分になります。
私は大きなスーツケース1つと、荷物が少ない方でした。一般的に4人部屋のプランの方だとこの2倍くらいが一般的かと思います。
まとめ
以上を集計すると約200万円かかったことになります。
私のピースボートの旅の特徴は、①離脱が多くその分は平均より多く費用が掛かっている、②寄港地では好きなものを食べ、観光し欲しいを一切我慢せずに買っている(ブランドものなどの高級品は買っていません)、③船上ではお酒をそんなに飲んでいないので平均を下回っていると思いますが、一通りのサービス(居酒屋、売店、バー、カフェ、温泉など)を利用しています。
ご自身の旅の過ごし方をイメージしながら、こちらを元に調整して、ご参考にして頂ければと思います。