インドで観光するときに迷うのが交通手段。国土が日本の約9倍あるインドでは、お目当ての観光地まで、長距離移動が必要な場合もたくさんあります。
今回はインドの複数都市の観光するのがぐっと簡単になる、Uber Intercityをご紹介します。
(今回はグルガオン⇔ジャイプールの間で使用した経験をもとに記します)
Uber Intercityとは
Uber Intercityは配車アプリUberを使用し、「インターシティ」の名の通り、インド国内の2都市間を移動できるサービスです。
使い方は通常のUber配車と同じで、いたって簡単。大型車のXLを選択することもできます。
私は週末に利用しましたが、グルガオンでは5分/ジャイプールでは15分でドライバーとマッチすることができました。
通常のUberと異なる点
通常のUberでは、トールでかかる料金はUberの支払料金に含まれています。対して、インターシティでは料金所に支払うフィーは含まれていませんので注意が必要。
私の場合は降車の際にドライバーがレシートを提示してきたので確認して支払いました。必ずエビデンスを確認しましょう。
「レシートをなくしたので金額はこれだ」といい値になるリスクもあるので、心配な方はトール毎に直接支払うことで、ぼったくりにあうリスクを回避できます。
(ちなみに、グルガオン⇔ジャイプール間は片道の料金が約2,500INR+トールフィー約500INRの合計約3,000INRでした。)
注意点
長距離の移動になりますので、予算に余裕がある方は大型車のIntercity XLをオススメします。
インドにはきちんと舗装されていない道が多いので、車酔いが気になる方も大型車を選択したほうがいいかもしれません。
車酔い対策や運転によるドライバーの疲労軽減・居眠り運転防止のため、こまめに休憩をはさみましょう。「お手洗いに寄って下さい」と伝えればガソリンスタンドやパーキングエリアに寄ってくれます。
料金の支払いが降車後なこともあり、途中でドライバーが逃走するようなとこはないと思いますが、貴重品は身に着けて車を離れましょう。
その際に戻りの目安を伝えておけば、ドライバーの戻りが遅くて出発できない!という状況を回避できます。
まとめ
安さをとればバスや電車などの交通手段がおすすめですが、空調がついていなかったり、シートが劣化していたり設備があまりよくありません。また、降車アナウンスが流れないため、目的地付近ではどこで降りるか、しばらく気にかけていなければいけないのが難点。
目的地によっては飛行機という方法もありますが、待ち時間のロスが大きいのが気になる点。旅行エージェンシーで配車を依頼すると確実ではありますが、手続きが少し面倒で旅行のハードルが上がりますよね。
Uber Intercityを使用すれば、面倒な手続きなく、インド国内旅行をすることができます。
料金も安くお手頃なので、週末に「旅行に行きたい!」と思ったらすぐに出発することができるのもUber Intercityを利用する魅力の一つです。